研究会の記録

第72回研究会 2019年5月11日(土)14:00-17:00

■開催
 ・山梨県立図書館2F 多目的ルーム
 ・参加人数 講師1人 会員12人

1. 各自紹介

2. 総会
 出席者12名 委任状5(会員21名)
 以上より、総会は成立した。
 (1)昨年度活動報告
 (2)昨年度決算
 (3)役員改選
 (4)本年度活動計画
 (5)本年度予算
 上記5議案が説明され、出席者の賛成により決議された。
 今年度は会長 田中さん、副会長 酒井さんにお願いすることとなった。

3.講演: 講演「品質工学をベースとした開発技法CS-T法と活用プロセスの提案」(株式会社リコー 細川哲夫)
 パラメータ設計は技術開発の段階でロバスト性を確保し、下流の問題発生を減らすことができる。
 しかし、メカニズムの分析については従来同様に試行錯誤する必要があった。
 CS-T法はメカニズムの分析と全体 最適化をT法で導き出す。
 直交表実験の結果(計測特性)を元にして、現象説明因子を項目としてT法を行い、メカニズムを分析する。

4. 輪講:品質工学入門/「10章パラメータ設計の8ステップまとめ」 リバーエレテック 北村
 パラメータ設計の各ステップについて講師を交えて議論。
 テーマ選択ではシステム全体をテーマにすることは不可能。
 サブシステムを使っていく必要がある。
 確認実験で再現性が得られないがSN比の利得が得られた場合は採用できるものの、再現しなかったことは注意する必要がある。

(記:リバーエレテック(株) 秋野)


第71回研究会 2019年3月15日(金)14:30-17:00

■開催
 ・山梨県産業技術センター高度棟2階 共同研究エリア3
 ・参加人数 顧問1人(web参加) 会員8人

1. 各自紹介

2. 講演: 講演「なぜ品質工学では機能を重視するのか」(のっぽ技研 長谷部顧問)
 PDCA・PDSA・OODAについて
 デミングサイクルでは Plan Do Check Act
 シューハートサイクルでは Plan Do Study Act
 OODA: 観察Observe 情勢への適応Oriento 意思決定Decide 行動Act
 アブダクション: 臨機応変という考え方

3.事例発表:ゆで卵の殻剥き実験 中学の課題 / 東京エレクトロン 中山
 殻剥きをどのように評価するか?

4.事例発表:バレル研磨 / 産業技術センター 宮川
 回転数が上がると、良い結果が出ている。
 もっと回転数を上げることはできないのか?
  →現状の機械ではMAX。
 この機械が県内でもっとも普及している機械で、これをうまく使う方法を検討したい。

5. 輪講:品質工学入門/ タカハタプレシジョン 黒田

(記:OBARA(株) 春名真人)


第70回研究会 2019年1月19日(土)14:30-17:30

■開催
 ・韮崎市民交流センターニコリ 会議室3・4
 ・参加人数 顧問1人 会員11人

1. 各自紹介

2. 講演: 技術戦略を変える品質工学/ 日精樹脂工業 常田
 企業における品質工学の立ち位置、使い方などの考え方について講演。
 良い因子より悪い因子が重要。SNの悪い条件を使うと不良品が流出する。
 目的機能と理想機能(基本機能)は両方見ていく必要があるのではないか。要検討。
 開発にはまず目的を決める必要がある。マーケティングを行いトップ・上司が目的を決める。下流に来たときに技術者が決めることではない。
 目的に沿った技術手段を選ぶには機能性で評価。評価手段でではなく、技術手段。 

3.事例発表:「差圧評価による医療用正流・逆流バルブの技術開発」/ テルモ 木下
 詳細は割愛。 2つの機能を同時に評価。拡大サンプルで実験。3Dプリンタ・手持ちの部材の利用。これらの工夫により工数と 費用を大きく削減した。

4. 4県合同研究会の状況報告/ リバーエレテック 秋野
 11/11に実施、合計11名、山梨から11名で実施。
 地元の銘菓の基本機能を考えるということで実施。
 今後、学会などで発表できる資料として残していくか、検討。
 次回の合同は長野研究会にて。

5. 次回の講演内容について/ リバーエレテック 秋野
 長谷部顧問講演していただく内容について会員と相談。

6. 文献: 経営の立場で見る品質工学推進の課題/ リバーエレテック 秋野
 28社のアンケート結果を元に分析。
 「持続的成長期」の3社で単位空間を作成して評価。
 啓蒙不足や開発段階でのロバストネス重視が必要との分析結果。
 最終的には推進する人が重要との意見。

7. 輪講:品質工学入門10章/ リバーエレテック 北村
 10章を読んだ際の疑問点を議論した。
 開発サブシステムごとに作り、確認実験で全体を確認するべき?
 全体を一度に見た方が交互作用は起きにくい。
 限界があるのでサブシステムで分けざるを得ない。
 分ける場合はそれぞれのプロセスの目的・働きがなにか?からスタートすると良い。
 また、最近はソフト担当がシステムを作り、機械・電気担当がフォローするケースもある。

 次回研究会 3/15(金) 産業技術センターにて
(記:リバーエレテック 秋野)


第69回研究会 2018年11月10日(土)14:30-17:30

■開催
 ・遊亀公民館 講義室2

第68回研究会 2018年9月8日(土)14:30-17:30

■開催
 ・韮崎市民交流センターニコリ 会議室1・2
 ・参加人数 顧問1人 会員10人

1. 各自紹介

2. 標準SN比等のトピック/ 増田技術事務所 増田顧問
 標準SN比の使い方や注意点、予備実験のポイントなどを講演。
 標準SN比はの計算・チューニングの方法について解説。
 使用の注意点として線の形状を表せるだけの測定数が必要なことや、線が交差した時は包絡線の上下で評価することなど。
 ほか、出力を設定できない場合は望目特性が使えること、予備実験の注意点、繰り返し誤差の評価について解説。

3. 事例研究(河村):対数SN比によるT法に関する考察/ 麻生さん
 信号や項目が正規分布ではなく対数正規分布で複雑系の場合に対数SN比を使いT法を計算。
 実例として電気使用量、体重について検証した。
 負の相関となる項目を除外し、基本機能を対数変換することで精度の向上した。
 汎用性に課題はあるが、対数正規分布での精度に期待が持てる。

4. 輪講 11章企業戦略としての品質工学/ 田ノ口さん
 経営者や上司の意向で品質工学の適用がが左右されることについての議論。
 評価されにくい原因として、予防は評価されにくいことや、獲得したロバストネスが見えにくいことも挙げられた。
 解決策としてL9などで実験規模を小さくしたり、社内発表会などを企画して横の連携を強くすることが提案された。

5.バレル研磨経過報告/ 秋野
 前回提案された望目特性から望小特性に計算し直した結果の報告。
   望小特の要因効果図で確認実験してもらう。
 サンプルは複雑なパターン(凹凸、穴など)での検証を検討してもらう。
(記:リバーエレテック 秋野)


第67回研究会 2018年7月13日(金)14:30-17:00

■開催
 ・山梨県立図書館 交流ルーム101
 ・参加人数 会員13人

1. 各自紹介
1) 参加メンバーから近況の報告を実施

2. ITEQ紹介&レーザー加工 /ITEQ船山さん
1) ITEQ紹介
 ①講演、研修、指導会、公開セミナー、講師勉強会、地域・学会貢献を行っている

2) 事例紹介:品質工学を用いたフェムト秒レーザーによる加工条件最適化
 ①機能の定義、制御因子の選定をチューニングしながら2回の実験を実施
  ・制御因子間の交互作用に注意して因子を選定
 ②結果は、最適水準は現行から改善されているが、直行表の空き列に大きな効果がある状況

3) 議論
 ①制御因子にエネルギーの項目が入っており、水準ずらしが必要と思われる
 ②2回目の要因効果図では、感度は再現性あるがSN比で再現性低くなっており、誤差因子設定の問題と思われる

3. 田口伸さんご講演「理想機能と信号因子の考え方」
1) 機能と信号因子の考え方
 ①信号となり得る因子は、パワー、エネルギー、マスター、オリジナル、ユーザーの意図、真値、成型(転写性)、
  時間、要求量、加熱・冷却、調整性がある
  ・市場にあるのは信号とノイズ。信号の効果を大きくしてノイズの影響を小さくしたい。
 ②入力のカテゴリ毎に、理想機能を考える形で解説を進めて頂いた。

 ※具体例を挙げる形で開設頂き、イメージが伝わったかと思う。

4. バレル研磨の最適化 /産業技術センター宮川さん
1) 実験結果を一覧にまとめて頂いた
 ①表面粗さ(Ra,Rz)、研磨量について、望目特性のSN比と感度を求め整理

2) 議論
 ①Ra、Rzともに仕事量ではないため、望小で解析するべき
 ②重量も小さい方が良く、望小が望ましい
 ③誤差N1/N2の優劣関係も崩れている点もあるが、望小の場合は気にせずに解析しても良い

3) 次のAction
 ①望小で再解析し、最適水準を求め確認実験する。
 ②最適水準でサンプル角が取れてしまう場合、時間で調整する(短時間化)

5. 発表大会の感想と議論

1) 地方研究会の懇親会について
 ①懇親会で各研究会の特色が分かった
 ②各研究会の特色は個性で、真似る、改善するというより、各々の個性を伸ばす形が良いのではないか。

2) 発表大会について
 ①発表すると、その過程で研究成果が整理できるのが良い
 ②シミュレーションとの組み合わせが増えてきた印象
 ③農業・漁業の発表もあり、山梨県でも、食品への展開を検討したい
(記:東京エレクトロンテクノロジーソリューションズ 中山)


第66回研究会 2018年5月11日(金)13:30-17:00

■開催
 ・山梨県産業技術センター高度棟2階共同研究エリア1
 ・参加人数 会員10人

1.年次総会
出席者10名 委任状6(会員23名)
以上より、総会は成立した。
昨年度活動報告・昨年度決算・役員改選・本年度活動計画・本年度予算
上記5議案が説明され、出席者の賛成により決議された。

2. 「バレル研磨」 事例発表 (産業技術センター 宮川さん)
現状までの実験結果を説明。(L18によるパラメータ設計)
実験データを分析したが、要因効果図から内容に問題あり、と思われる。与えたノイズ因子よりも大きな誤差要因があるようなので、N1とN2で別々のグラフを作ってみる、などの対応策を進めていく必要あり。中仕上げパラメータ設計を進めるため(今回は粗仕上げ実験)、SNの高い上位3水準で粗仕上げしたサンプル作成し、実験を進める。

3. 「スプレー塗布:既存結果からの条件変更」(リバーエレテック 秋野さん)
現在実験の途中なので、今後結果がわかってくる、との説明あり。将来の製品を考慮して制御因子と誤差因子を工夫しておいたほうが良いのではないか? などの意見あり。

4. 輪講 「タグチメソッド入門 第8章 シミュレーションの場合」(タカハタプレシジョン 香河さん)
タカハタプレシジョンでのシミュレーションの使用例を比較しながら説明。シミュレーションを使用する場合の問題点・活用方法などについて解説・議論があった。転写性の有効性、コストのかかる金型設計はシミュレーションが有効なこと、L18XL18パラメータ設計は数が多いので1回の計算時間短縮に努めることなとが議論された。
(記:OBARA(株) 春名真人)


第65回研究会 2018年3月9日(金)13:30-17:00

■開催
 ・山梨県立図書館 2F多目的ホール
 ・参加人数 会員13人、ゲスト3人(品質工学会より)

議事内容
1.講演「伊達政宗は宮城に何を残したか」(品質工学会 代表理事・会長 谷本勲)
本来、品質はコストとのバランスをみながら効率を考える必要があるが、近年の日本では効率という概念を喪失してきたいるのではないか。顧客が本当に望んでいることを考える必要がある。 現状維持では品質工学会は衰退してしまうので、技術や社会の進化に対応できるように品質工学会も進化させていきたい。

2.「地方研究会との連携強化のために」(品質工学会 地方委員会・理事 上杉一夫)
地方研究会との連携強化のために品質工学会の「地方委員会」が発足した。研究会の実情調査・地方研究会支援規定を制定への意見を募集。今後地方研究会とともに品質工学を盛り上げていきたい。

3.「品質工学会代表委員選挙について」
 代表を決める選挙の概要を説明

4.グループ討論 5人×3グループ
テーマ:「学会に望むこと」
グループ①
・地方ならではの良さがあるのでできる範囲でやっていく。
・品質工学を理解したら学会に入る
グループ②
・事例発表で議論している内容を学会の方とも議論したい。
・東京集中ではなくて場をこ変えて行う
・IT・インターネットを使ってグローバル化に
グループ③
・東京の学会の内容を生放送して質問・意見を受け付ける
・ビデオ内容を見て後で議論する場を作る

5.バレル研磨の検討(産業技術センター 宮川さん)
前回までのに議論した出力と 誤差因子を使った予備実験の結果を報告。ノイズ因子より水準を振っていないところの変化が大きいので今回選んだ因子はノイズとしては弱い。今回の結果を元に誤差因子を3つ程度選んで試験する。

  (記:リバーエレテック(株) 小澤翔)


第64回研究会 2018年1月12日(金)14:30-17:20

■開催
 ・甲府技術支援センター(旧工業技術センター)高度棟2階共同研究エリア2
 ・参加人数 会員15名 

議事内容
1.講演「信頼性の考え方」(のっぽ技研 長谷部:オンラインで講演)
 信頼性について従来方法と品質工学の違い、目指す方向について講演。従来のトラブルを予想して防ぐ手法は全てのトラブルを予測できないという課題がある。品質工学では基本機能を考え品質を向上させることで、予測できないトラブルが起きても被害を最小限にすることができる。真の目的は技術の追究や技術者の能力向上にあるが、今の品質工学は手法の研究が目的化していないだろうか。

2.「研究会運営方針の意見交換」
 アンケート結果を元に検討。平日開催の要望が大きいこと、輪講がわかりにくいとのアンケート結果なので、できるだけ平日を優先することと、輪講はタグチメソッド入門(田口伸)へ変更とした。また議論を活性化したいとの意見が出あり、講演後小グループ討議を採用し発言し易い環境を作る。

3.文献:「身近にできる機能性評価(1)-MT法による画像自動判別-(江末 良太, 矢野 宏, NMS研究会)」(リバーエレテック(株) 一橋)
MT法の訓練としてスキャナで取り込んだ画像が文字なのか、絵や写真なのかについて判別を試みた。1回目は濃度ヒストグラムの各濃度の度数を特性値としたが判別できなかった。2回目は文字の特徴を考え直し、「輪郭のはっきりしているもの」と定義しヒストグラムの「頂点の数と高さ」、ヒストグラムの「傾き」を特性値とすることで判別できるようになった。現在では存在量と変化量を特性値にすることが一般的になっている。

4.輪講(テルモ(株) 大沢)
 車のスタート性能の事例。品質特性(馬力など)では考えず基本機能(ベダルの踏み込み量が加速度に比例)で考えること。理想機能や機能性評価が重要であり、品質特性は開発では考えない方がいい。なぜそうなのかについて議論したがカタログスペックは機能と一致しない、むしろ逆の場合もあることが挙げられた。

(記:タカハタプレシジョンジャパン(株) 黒田)


第63回研究会 2017年11月3日(金)14:30-17:00

■開催
 ・県立図書館
 ・参加人数 顧問1名 会員11名 

議事内容
1.4県合同研究会報告
 今年は埼玉主催で、化粧品工場見学、美容体験、ディスカッションなどが行われた。
 工場見学で気づいたこと、開発から量産移行時の課題について報告。
 ディスカッションは会員固定化と会員数減少について。
 北陸研究会では研究会でテーマを決め、企業などで実施してもらうという方法を報告。
 本研究会でのバレル研磨がこれに近い。

2.「ASI 最近の品質工学動向」(田口顧問)
 自由度を軸として1元配置、2元配置、L4での「ばらつき」と「感度」を検証、ノイズやSN比の数学的意味について講演が行われた。
 また、制御因子ごとに出力をプロットして解析することを推奨。

3.「バレル研磨の検討」(山梨県産業技術センター:宮川)
 出力と 誤差因子の候補が出尽くしたので、実験して選別する。次回(1月)例会で結果の報告予定。

4.「L12直交表を使った水晶振動子の洗浄方法検討」(リバーエレテック:木下)
 洗浄方法を評価した結果について事例報告。火消しでの品質工学の利用の効果と限界について議論。

(記:リバーエレテック(株) 秋野真志)


第62回研究会 2017年9月16日(土)14:30-17:20

■開催
 ・韮崎市民交流センター ニコリ 会議室7
 ・参加人数 顧問1名 会員12名 

議事内容
1.トピックス
 1) 4県合同研究会に関する案内。
 2) 11月の田口さんとのゴルフコンペ(タグチ杯)の案内。
 3) 山梨県品質工学研究会アンケート実施の通知。
 4) ものづくりセミナーサーチについての紹介
  (現在登録済み12社よりセミナーの検索と申込が可能)

   2.講演「パラメータ設計のトピックと事例の紹介」(増田顧問)
 1) 三菱エスカレーター手摺の駆動方式最適化
 2) ポテンショメータ(可変式抵抗)の最適設計手法
 3) カムシャフト鋳造条件の最適化
 増田さんからの紹介:J-stageでは発表から1年以上経過した技術論文は閲覧可能。

3.バレル研磨の検討(産業技術センサーの案件)
 制御因子とノイズの選択について議論
  メディアとコンパウンドの役割、使用回数、lot間のばらつきは管理できるか。
  ワーク材質(銀)の特性(時効硬化)や水温は管理可能か、もしくはノイズ扱いか。
 参加者からの提案:具体的な研磨工程や条件について、知見のある関係者から情報を得たほうが良いのでは。

4.シーマ電子 会社紹介(石井さん)

5.輪講(北村さん)
 報告内容:第一編 16章 適応制御
 参加者からの提案:過去の輪講での発表資料を会員が閲覧できるようにしてはどうか。
次回研究会: 11/3(金) 山梨県立図書館
(記:リバーエレテック(株) 秋野真志)


第61回研究会 2017年7月7日(金)14:30-17:00

■開催
 ・山梨県立図書館 多目的ホール
 ・参加人数 会員18名 

議事内容
1.産業技術センターと進めていくバレル研磨の課題についての、研究会と産業技術センターの共同研究の契約について説明。
2.文献報告 「研削加工の機能性評価における基本機能の検討」 (熊坂さん)
3.バレル研磨の検討 (産業技術センター 宮川さん)
 3~4段階で研磨する。(粗研磨~仕上研磨まで)
 参加者コメント:絶対うまくいかないような、チャレンジングなものも考えると良い
 次回会合までに進め方を検討していく。
4.タカハタプレシジョン 会社説明プレゼン(正保さん)
次回研究会: 9/16(土)  韮崎駅前 ニコリ 14:30~
(記:OBARA(株) 春名真人)


第60回研究会 2017年5月12日(金)14:30-17:00

■開催
 ・甲府技術支援センター(旧工業技術センター)高度棟2階共同研究エリア3
 ・参加人数 会員16名 

議事内容
1.2017年度総会
 昨年度の活動内容、決算、今年度の活動予定、予算案、役員案が承認された。
2.事例発表「ダイボンダの機能概要とダイピックアップ安定化の取り組み」 ファスフォードテクノロジ(株)酒井さん
 詳細は割愛、機能とデータの関係などを議論。
3.輪講:田口玄一論説集 第2編 13章・14章「安定性と再現性(1)・(2)」 東京エレクトロン 田中さん
4.事例研究「貴金属のバレル研磨の企業との共同研究について」産業技術センター 宮川さん
(記:OBARA(株) 春名真人)


第59回研究会 2017年3月24日(金)14:00-17:00

■開催
 ・山梨県立図書館
 ・参加人数 会員16名 顧問1名 見学13名

議事内容
1.自己紹介、近況
 北陸、長野、埼玉、山梨合同研究会の参加報告(芦沢)
2.コラム 田口伸さん
 アメリカの高校の授業で品質工学を取り上げ、その講師としての話。1回3時間×6回の授業で、おもちゃ風力発電の最適化を行った。3Dプリンターで変更した部品が作れたので、かなり本格的な実験ができた。発電量が80%増加した。日本でも同じように学生への普及活動ができないだろうか、山梨でどうでしょう。

3.講演 「HAYST法」秋山浩一さん(富士ゼロックス株式会社)
 HAYST法の紹介。ソフトウェアのバグ発見を効率的に行う方法。市場リコールは単機能バグで66%、2因子までで97%を占める。単機能テストでは不十分だが、全機能はテストしきれない。直交表で割り当てることで2因子まで全組み合わせ、3因子間もある程度テスト可能。ソフトウェアなので、その組み合わせは存在しない等の問題があり、それらを回避させるやり方がいろいろ考え出されている。発表後、希望者は別室で講師と議論の場を持った。

4.事例発表「金属部品 加工条件最適化」 テルモ 大沢さん
 詳細は割愛、実験予定の基本機能や因子などについて発表

5.事例発表「L12を使った水晶振動子の周波数ばらつき抑制」 リバーエレテック 小澤さん
 詳細は割愛、実験の結果発表。効いた因子の考察するべきとの意見。

6.輪講:「1編1章 プロローグ:タグチメソッドその誤解と真実」 熊坂さん
 従来の統計手法はトラブルシューティングに使われることが多いが、品質工学は未然防止に使う。設計では水準を大きく取り、交互作用より大きい主効果を探す。再現性を確保するためには主効果で設計設計する。交互作用は再現し難い。

(記:リバーエレテック(株) 秋野真志)


4県合同研究会 in 能登 2017年2月11日(土)13:30-深夜

■開催
 ・国民宿舎 
 ・参加人数 山梨県よりは2名

議事内容
1.各県の紹介近況
2.各県の事例発表
3.醤油の味覚をT法で採点
4. 懇親会

感想:今回幹事の北陸品質工学研究会の方々、ありがとうございました。山梨県からの参加者は少なかったですが、流派(?)による考え方の違いなど勉強になりました。また来年お会いしましょう。
(記:リバーエレテック(株) 芦沢 英紀)


第58回研究会 2017年1月13日(金)14:00-17:00

■開催
 ・韮崎市民交流センター ニコリ
 ・参加人数 会員10名 顧問1名 見学1名

議事内容
1.自己紹介、近況
熊坂さんより、「企業のアセスメントの自己採点ができるので、データ収集のためにもご協力を」
春名さんより、「3/25 タグチ杯、田口伸さんの知り合い・山梨近隣のQE関連の方たちも招待してみたい」

2.講演 増田技術事務所 増田顧問「MTシステムによる通勤時間に関する研究」
研究の概要
 通勤時間のデータを収集、T法を使って解析
 相関係数を上げるために除外する項目を検討する
 要因効果図を作るには非線形T法を使うことも可能。
推定値と確認値は一致しない理由(わけ)
推定値と確認値の遠い・近いを比較すること自体に意味がない。利得を比較することに意味がある。

3. 事例発表. 田草川さん「石油・ガスパイプライン用ボールバルブのシートパッキン最適設計」
性能に関係しない因子が判明 → 組立・成型のしやすさを優先した設計ができる

4. 輪講 中山さん 「累積法をめぐって」
どの設計も同じ機能をもち正しい設計。しかし製造コストや故障率が異なり、経済性の差が存在する。第1種の過誤「差が無いのに差がある」と言う誤りは重要ではない。どちらを採用しても損失は無いから「差があるとき、誤って有意差がないとして悪いほうを採用してしまう損失が重要。

(記:OBARA(株) 春名真人)





これ以前の研究会記録は、こちらをクリックしてください。